
こんにちは、司法書士・行政書士 菊池俊幸です。
相続登記等を行う際に、登記上の所有者の確認のため、登記事項証明書(登記簿謄本)を取得して確認される方が多いと思います。
取得方法は、最寄りの法務局に行き、法務局に備え付けの申請書に所在・地番を記載して申請すれば、全国どこの場所の登記事項証明書でも取得することができます。
このように最寄りの法務局に行って取得してもよいのですが、わざわざ法務局に行かなくてもインターネットで登記情報を取得することができます。
「登記情報提供サービス」のホームページにアクセスして、一時利用の申込をすれば、クレジットカード払いで、即時、登記情報を取得し、プリンターがあればプリントアウトすることもできます。
費用の面でも有利で、不動産1筆につき法務局窓口で登記事項証明書を取得した場合は600円ですが、登記情報提供サービスでは331円とずいぶん安いです。ただし、欠点としては、登記情報提供サービスで取得した登記情報には公印が押されていないため、証明書として提出先に提出する書類としては使えないので注意してください。
公印が押されていないという欠点はありますが、登記の内容を確認するだけであれば登記情報提供サービスの方が安く利便性も高いので、こちらを利用するとよいと思います。